初めに
副業でエアコン工事を選ぶ前に知っておきたいこと
最近は「副業でエアコン取り付けをやってみたい」という声をよく耳にします。需要が安定し、技術を身につければ長く働ける仕事なので、そう思うのも自然な流れかもしれません。しかし実際の現場に目を向けると、エアコン工事は副業として気軽に始められる仕事ではなく、むしろ本業として取り組んだ方が圧倒的に成果が出やすい職種です。
ここでは、副業を推奨しない理由を丁寧に解説しながら、同時に「本業としてなら大きな可能性が広がる」その魅力についてお伝えしていきます。
副業では習得が追いつかない専門技術
エアコン工事は一見シンプルな作業に見えますが、実際には冷媒配管、真空引き、壁構造の判断、電気配線、安全管理など、細かい専門技術が積み重なって成立しています。週に数件しか経験できない副業スタイルでは技術が身体に定着するまでに時間がかかり、品質の安定化が難しくなります。
現場では瞬時に判断が求められ、施工の正確さがそのまま「水漏れゼロ」「落下事故ゼロ」「再工事ゼロ」に直結します。片手間の経験では身につけられない部分が多く、副業ではミスのリスクが常につきまといます。
しかし、これを本業として継続的に経験を積むと、施工スピードも品質も急速に向上します。同じ作業が自然とできるようになり、仕事の幅も広がっていくため、成長スピードが段違いになります。
責任の重要性

工事に伴う責任が“副業感覚”では支えられない
エアコン工事はただの作業ではなく、住宅設備の一部を担う責任ある仕事です。壁に穴を開ける処理、外壁素材の見極め、安全を守る固定金具の選定、ドレン経路の判断など、技術者の判断ひとつでその後の生活品質が左右されます。
仮に施工ミスが起きれば、天井のシミ、室内機の落下、ガス漏れ、電気トラブルなど、重大なクレームにつながる可能性もあります。本業であれば即日対応ができ、信頼を守ることができますが、副業では本業の都合で動けない場面も多く、お客様に迷惑をかけてしまう現実があります。
責任を正しく担うためにも、エアコン工事は本業として向き合う価値がある仕事です。
繁忙期の働き方が副業には成り立ちにくい理由
エアコン工事で最も稼げるのは5月から8月の繁忙期です。この期間は全国的に依頼が殺到し、技術者全員がフル稼働します。一日に数件をこなすことも珍しくなく、ここで売上の半分以上を稼ぐという業者さんも多く存在します。
しかし本業を持ちながら繁忙期の時間を十分に確保することは難しく、現場によっては予定より長引くこともあります。副業では取りこぼしや対応遅れが発生しやすく、結果として十分に収益を得られない状態が続いてしまいます。
一方で本業として取り組めば、繁忙期を最大限に活かし、大幅な収入アップが期待できます。繁忙期と閑散期を計画的に使い分けながら、年間を通して安定した働き方を実現できます。
本業にする理由
初期投資と採算が副業と相性が悪い
エアコン工事を行うには真空ポンプ、フレアツール、トルクレンチ、電動工具、脚立、ドリル、車両など、多くの専用機材が必要です。必要最低限でも十数万円、一式揃えれば数十万円の投資になります。
副業で少ない件数しか施工できない場合、この初期投資を回収しにくく、利益が出るまでに時間がかかります。本業なら件数をこなして機材の元を取りやすく、その後は利益率が一気に向上するため、投資効果が大きくなります。
トラブル対応の速さが信用を決める世界
エアコン工事で避けられないのが、施工後の問い合わせです。水漏れや冷えが悪い、異音がするなど、施工後数日で連絡が来ることもあります。このような場合、迅速な対応こそが信頼を守る鍵になります。
副業では即対応が難しく、お客様の不安を長引かせてしまう可能性があります。本業であればスケジュールの融通が利き、その場で対応できるため、結果として口コミ評価や紹介が増え、仕事が雪だるま式に増えていきます。
本業として向き合うほど、信用が積み重なり、働きやすく、収入も安定していくのがこの仕事の特徴です。
エアコン工事で稼ぐためには
本業として取り組めば大きな武器になる
副業には向かないエアコン工事ですが、本業として腰を据えて学べば、将来性のある強い武器になります。需要は安定し、技術は一度身につけば長く使え、経験を積むごとに収入が伸びていく仕事です。
繁忙期にしっかり稼ぎ、閑散期にスキルアップや資格取得に時間を使う。このメリハリがある働き方が、多くの一人親方が高収入を得ている理由です。本業として真剣に取り組むことで、自分の技術が価値として評価され、継続的に仕事が舞い込むようになります。
稼げない人と稼げる人の差とは
エアコン業者さんが全員稼げているわけではありません。
中には稼げない業者さんもいらっしゃいますが、その理由は大きく分けて3つあります。
稼げない理由その1
クレームに対し素直に受け取らない。
家電量販店でも引越しでもホームセンターでも現場は全て個人宅です。つまり【お客様】がいらっしゃいます。
工事後にお客様から何かしらの理由で、再訪問の連絡が来た時には真摯に受け取らなければなりません。
その対応を渋ったり、「あの時はこうだった」「○○と説明している」などと言い拒否するようなことをしてしまうと、責任感のない業者と思われてしまいます。
自分自身がお客様に対して何かしらの説明不足や不手際が無ければそんなことにはなりません。
まずは、訪問し、改めてお話を伺い対処することが大切です。
稼げない理由その2
言うことを聞かない
昨今はコンプライアンスの問題や法改正の影響で業務の運用ルールも変わることが多くあります。
それを「面倒だから」「今まではやっていなかった」「前の会社ではやっていなかった」など自分の都合で運用ルールを守らない業者さんもいます。
エアコン業者さん自身は個人ですが、企業から仕事をいただいているということは組織に属していることになります。
属している組織のルールを蔑ろにしていては仕事の依頼は減って当然です。
企業としては協力会社、協力業者、従業員を守るために努力してお客様サービスを展開しています。
仕事である以上、法令法律で定められていることやルールを遵守しなければなりません。
稼げない理由その3
改善・努力しない人
何度も同じクレームを起こす人や何度も同じことで注意される人です。
分かりました。と言っておきながら同じことを繰り返していれば信用されなくなってしまいます。
初めは失敗することもあります。ですが、何年も経験を積んでいるのに施工ミスやクレームなどが多い人は仕事が減っていきます。
注意されるのは気分がいいことではありませんが、改善するチャンスであると捉え成長していきましょう。
稼げる人は何をしているか
稼げる人は技術も接客も素晴らしく、元請けの社員さんともコミュニケーションが取れていることが多いです。
更に、エアコン以外の工事もできて多能工、誰もが行きたがらない採算の合わない仕事も文句も言わず行くことが多いです。
採算の合わない工事も「営業」の一環として利用しています。
多くのエアコン業者さんが目先のお金しか見ていないのに対し、先を見据えた行動をとっています。
他人のクレーム処理を任せられる業者さんは信頼されていることが多いです。
クレームの現場はデリケートな状態です。この人なら同行してもらって安心だと思われる業者さんです。
弊社では、長年の実績があるので「稼げるコツ」を協力業者の皆様に共有しております。
まとめ:副業ではなく、本業として挑戦する価値がある仕事
エアコン工事は副業で気軽に始められる仕事ではありません。しかし、本業として取り組むのであれば確かな技術と安定した収入が手に入り、独立という選択肢も現実的になります。
責任・技術・収入・将来性、そのすべてが本業だからこそ輝く仕事です。
本気で手に職をつけたい、新しい道に挑戦したいという方にとって、エアコン工事は大きな可能性を秘めた職種です。今の働き方を変えたいと思っている方には、ぜひ一度、本業としてのエアコン工事を選択肢に入れてみてほしいと思います。
今の会社に不満がある、エアコン経験を生かして稼ぎたい、未経験だけどエアコン工事に興味があるという方はお気軽にお問い合わせください。
弊社はそんな皆様を募集しております。
一緒に成長してゆきましょう。
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