エアコンの取り付けや交換工事って、一見シンプルな作業に見えるかもしれないけど、実は「人の生活空間に直接関わる仕事」なんですよね。お客様にとっては、エアコンの性能も大事だけど、それと同じくらい「ちゃんとした職人さんが来るかどうか」っていうのも重要なポイント。
特に最近は、お客様の目もどんどん厳しくなってきていて、ちょっとした気の緩みや段取りミスが、そのままクレームに直結してしまうことも珍しくありません。これからエアコン工事の業務委託に関わろうとする方、あるいは協力業者を検討している方にとって、「よくあるクレームを知っておくこと」=リスク回避につながります。
というわけで今回は、実際に現場でよくあるエアコン工事のクレーム事例と、それをどう防ぐか、どう対応すれば信頼されるかを、リアルな目線でまとめていきます。
壁や床が汚れた・傷ついた
まずダントツで多いのがこれ。特に新築やリフォーム後の現場で、「壁紙に黒い跡がついた」「床に工具のキズが…」なんて言われると、もう目も当てられません。
これって、作業中にちょっと注意を怠っただけで起こることなんですよね。道具を床に直置きしたり、養生を雑に済ませたり。慣れてくると、つい「大丈夫だろう」と思ってしまう。でも、そういう“慣れ”が一番危ない。
だからこそ、**基本中の基本だけど養生は絶対に手を抜かない。**マットを敷いたり、クロス面には当て布をする。道具はまとめて養生マットの上に置く。たったそれだけで、お客様の信頼はしっかり守れます。
水漏れのトラブル
これは冷房運転を始めてから数日後に連絡が来るパターンが多いです。「天井から水が落ちてくる」「床がビショビショになってる」など、焦りの声での連絡。こうなると、もう完全にクレーム対応モード。
原因のほとんどは、**ドレンホースの勾配ミスや詰まり、断熱不良。**最近は高気密・高断熱の家が増えてきている分、わずかな結露でも大きな問題になりがちです。特に室内配管で天井裏にドレンを回すようなパターンでは、より慎重な施工が求められます。
ここで大事なのは、**必ず冷房運転でテストを行うこと。**工事後に少なくとも10分〜15分程度は冷房を運転し、ドレンホースからしっかり水が出ているか確認する。それがクレームを防ぐ最大のポイントです。
室外機の設置場所に対する不満
「勝手にこんな場所に置かれた」「歩くたびに邪魔」「音が響いてうるさい」など、意外と多いのが室外機の設置場所に関するクレームです。
これって、技術的には全く問題なくても、お客様からしたら「聞いてない」「説明がなかった」って感じると、それだけでクレーム扱いになっちゃうんですよね。
なので、ここは設置前にお客様としっかり相談すること。「この辺りに置く予定ですが、問題ないですか?」と一声かけるだけで、印象が全然変わります。逆に、勝手に置いてしまうと「あの人は勝手にやった」というマイナスな記憶になってしまいます。
時間にルーズ・連絡がない
工事当日、約束の時間を過ぎても来ない。何の連絡もない。これ、めちゃくちゃ印象悪いです。実際に「1時間も家で待たされた」と怒りの声をあげるお客様も少なくありません。
もちろん、現場の状況や渋滞、前の工事の延長などで遅れることはあるけど、連絡があるかどうかで全然違う。「〇時ごろになりそうです」と一言でも連絡が入れば、「ちゃんと連絡してくれる人」と思ってもらえます。
エアコン工事って、機械を取り付ける技術以上に、「人との信頼」を積み重ねる仕事でもあるんですよね。だから、時間や連絡の丁寧さは、最終的に紹介やリピートにもつながる要素なんです。
無愛想・説明が不十分
「感じが悪い」「何をやってるか分からなかった」なんて言われるのは、本当に残念。せっかく技術があっても、態度や説明が雑だと、それだけで評価は下がります。
お客様は、**エアコンの仕組みや工事内容に詳しくない人がほとんど。**だからこそ、ちょっとした声かけや説明がとても大事。
たとえば「このコンセントを使わせていただきますね」「室外機はこういう理由でここに置かせてもらいます」など、一言加えるだけでお客様の不安はスッと消える。
これって、丁寧な仕事と同じくらい「丁寧なコミュニケーション」が求められているってことなんですよね。
信頼される業者に共通すること
ここまで紹介したクレーム例を見て、気づいたことはないでしょうか?どれも「ほんの少しの配慮で防げるもの」ばかりなんです。
私たちが求めているのは、ただ“早く終わらせる職人”じゃありません。お客様の気持ちを考えて動ける、“信頼される職人”です。
作業の丁寧さはもちろん、事前の声かけ、養生のこだわり、施工後の確認、そして柔らかい対応。そういった一つ一つの積み重ねが、「この人にまたお願いしたい」と思ってもらえる要因になります。
最後に:エアコン業者としての価値を高めるために
これから業務委託や協力業者としてエアコン工事の現場に入りたいと考えている方に伝えたいのは、「クレームを防ぐこと=価値を高めること」ということ。
トラブルがなければ信頼が積み重なり、結果的に仕事の依頼も増えていく。私たちは、そんな信頼される職人さんと一緒に、長く付き合っていきたいと本気で思っています。
もしあなたが、技術だけじゃなく“気配り”や“丁寧さ”を大切にするタイプなら、きっと現場でも活躍できるはず。お客様の「ありがとう」が直接もらえるこの仕事、一緒にやっていきませんか?
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